ブログに興味をもって頂き
ありがとうございます。
本ブログでは、
□ 係長・課長の平均年収と平均勤務時間
についてお伝えします。
この記事をお読みいただくことで、
・課長や係長の平均年収や平均勤務時間等を
昔と比べて現在の状況
についてをご理解いただけます。
係長ですが、まったく給与が上がりません!
今回このようなブログをお伝えしようと思ったのは
『係長ですが、まったく給与が上がりません。
なので、将来は独立できるビジネスとして、
YouTubeをまずは副業で・・・』
とのメールを頂いたので、
少し気になり私の考えも含めて
お伝えしたいと考えております。
YouTube副業を動画でまとめています。是非ご覧下さい。
年収を上げるには、
昇進することが最も近道ですよね。
早く昇進したいと思って
日々のお仕事を頑張っておられる方も
多いでしょうし、
そこまで昇進に興味が無い方でも
勤務年数を重ねていけば
自然とそういった話題になることもあるでしょう。
しかし、課長や係長の平均年収も
年々下がっていていることはご存知ですか?
係長・課長の年収や勤務時間は?
厚生労働省の調査によると、
平成26年度の役職の平均年収は、
課長が837万円、係長が670万円となっていました。
ですが、先ほどお話したように、
その金額は年々減ってきています。
これは私だけでなく、
あなたも感じているのでは無いでしょうか?
多分ですが、役職がついても
大きく年収があがるという事は
無いのではないかと思います。
勿論、役職がつけば役職手当が付きますから
その分の年収が上がっているかもしれません。
しかし、
その役職の年収自体ですら静かに沈んでいるのです。
課長・係長などにかかわらず日本人の平均年収は
かなりの勢いで減っていっています。
平成9年まで上がってきた平均年収は467万円だったのが、
そこからは一気に右肩下がりになっていきます。
平成20年に430万円、
翌21年には406万円と大きく落ち
その後も大きな回復の兆しは見えません。
しかもこれは平均ですから、
年収300万円以下の方も
全体の半分ほどいると考えられますね。
冒頭のメールの方も
まさにこの状況を肌感覚として
感じてメールされて来られたのだと・・・
係長・課長の稼ぐという意識を変えないと・・・
私達の若い頃は(←まだまだ私は若いと思っていますが(^_^;
「会社で頑張って働いていれば
生活も豊かになるだろう」
という考えがありました。
ですが、現実はこの考えは
もうすでに当てはまらないと言えるので
ないでしょうか?
今は、
「会社を過信すること無く、
自分で収入や生活を豊かにしていく」
という考えが必要なのではないでしょうか。
副業で成果を出す為の考えの動画です。是非御覧ください。
あなたが
仮に『今はアルバイトでは生活ができない』と
感じているのであれば、
数年後には
『会社では生活ができない』が
現実になるかもしれませんね。
どれだけ会社に貢献したとしても、
あなたの望んだ生活が得られる保証は
まったくないのです。
日本の経済は、言うまでもなく不況です。
更に、少子化で国の力はすこしづつ衰えていきます。
今後も停滞していくのであれば
さらに課長や係長の年収は減っていくでしょうから、
さらに辛い状況になるでしょう。
係長・課長の年収減は退職金にも・・・
一方で、
平均年収が減るということは
退職金も減っているということです。
平成24年の退職金のデータでは、
大卒が2,156万円、高卒が1,965万円になっていますが、
平成20年には大卒が2,335万円、高卒が2,001万円であり
たった4年で“激減”したと言えますね。
そして、
そもそも定年退職金の出ない企業が
増えてきているのです。
あなたは、企業が退職金を準備すると
倒産してしまうと言われてたら
退職金の制度を続ける事を希望しますか?
多分、
『退職金は景気が戻ってたら復活させて
まずは、企業の存続をさせて給与を支払って欲しい』
と回答するはずです。
そうして、退職金を準備する企業は
ドンドン減っていくのです。
定年退職する時は
必ず退職金が出るだろうと高をくくっていたが
全く貰えずという事が、倒産と引き換えに起こってくるのです。
全企業の内退職金の給付のある企業の割合は
平成5年には92.0%でしたが、
その後は下がり続け平成25年には75.5%と
なんと4社に1社は退職金が出ないという状態です。
最後に、
課長・係長は勤務時間についてですが
長いですよね。
調査によると、1日あたりの平均勤務時間は
一般社員が8.7時間であるのに対し、
係長クラスが9時間、課長以上クラスは9.1時間となっています。
しかも、賃金の不払い、
つまりサービス残業をせざるを得ないという場合も多いとの事。
サービス残業を命じられることがあると答えた人は
一般社員64.5%に対して係長クラスは70.7%です。
課長クラス以上は46.6%と
半数を割りましたが、
残業を「命じられる」かどうか
と言う調査ですので、
実際にはもっと多くの方が残業しているでしょう。
このように、現在の係長・課長は
平均年収がどんどん落ちているのに
平均勤務時間は増え、
責任の伴う仕事を任されるにも関わらず
退職金が出ない事を考慮すべきです。
私は、起業や独立を
闇雲に進めているわけではありません。
しかし、私が調べて中でも
昔のような状況ではありませんから、
今、係長・課長の方は
会社だけを頼りにしていくのは難しいという事を
早く理解して、
あなた自身やあなたの家族を大事にし、
充実した人生を送る事を
一度考え直してみることをおすすめします。
最後までお読み頂きありがとうございました。